渋谷区立松濤美術館様が日本を代表する建築家である、白井晟一氏の建築物を見に来てくださいました!
こちらの美術館様で開催予定の、
白井晟一 入門
第1部 2021年10月23日(土)~12月12日(日)
第2部 2022年1月4日(火)~1月30日(日)
今なお現存する建造物から、白井晟一氏の人的・文化的ネットワークを探り
これまでにない展覧会を開催されるとのこと!
白井晟一(しらい・せいいち)
建築家。1905年京都生まれ。秋ノ宮村役場、松井田町役場、善照寺で高村光太郎賞、親和銀行本店で毎日芸術賞、芸術院賞などを受賞した20世紀日本の代表的建築家の一人。
ヒロシマ、ナガサキの悲劇の経験から生まれた「原爆堂計画」(1955)は核の文明に対する根源的な問いかけとして特筆される。他にノアビル、松濤美術館、石水館、呉羽の舎、虚白庵、昨雪軒などがよく知られる。
東京よりも暑い32度の真夏日の中、まずは当時「蜂の巣病院」と呼ばれた横手興生病院様を見学。
(タイル目地にも注目されていました)
手触りから当時に思いを馳せるキュレーターさん。
古い専門書にもない、工事の背景、関係した人物など・・・
弊社が知る限りお話させていただきました。
今から50年以上も前に、作られたこの建造物。
当時はきっととても斬新なデザインだったんでしょうね!
そこから徒歩で、【昨雪軒】へ移動。
何度拝見しても、美しいの一言です。
「和風」でありながら、あらゆる部分が緊密に結合して
全体的に「調和」している空間。
こちらの建物は、弊社で維持修繕をさせていただいておりますが、
その際の苦労した話や裏話(!)など、二時間以上にも及びました。
地元に日本を代表する建築家が手掛けた建造物があり、
しかもその維持修繕のお手伝いをさせていただけるのが弊社の誇りです!
実は弊社HPへは、海外からのアクセスもあり
その検索ワードは「白井晟一・SHIRAI」などが多いのです^^
世界的に見ても白井晟一氏は素晴らしい建築家ということがわかりますね!